椎茸

日本名 椎茸
中国名
英語名 shiitake; mushroom
学 名 lentinus edodes (Berk.) Sing.
産 地 福建省、浙江省、遼寧省等
収穫時期 毎年11月〜3月(原木、菌床の別、産地により異なる)

きのこ類の中で、もっとも親しみのあるのがこの椎茸ではないでしょうか。
意外と知られていませんが、椎茸の栽培の技術は日本で開発されたものなのです。
その歴史は古く、江戸時代中期に豊後(大分県)または伊豆地方の人によって始められたものといわれています。1796(寛政8)年に農学者佐藤成裕の著した「温故斉五瑞篇」は椎茸栽培法を述べた異色の本で、当時既に菌師と呼ばれる椎茸栽培の指導者が伊豆地方におり、各地に招かれたといいます。著者も各地の諸藩に招かれ、栽培を指導して、生産を高め、藩財政を豊かにしたということです。

明治以来、栽培方法は科学的に改良され、1935(昭和10)年、北島君三博士が椎茸菌糸の純粋培養による種菌接種法を考案してから、椎茸栽培は近代産業として着実な発展を示しています。ここ最近では中国産が急増、日本は輸出よりも輸入が増え、私たちの食卓に並ぶその多くが中国産になっています。

栽培方法
クヌギ・ナラ等の広葉樹の原木に純粋培養した種菌を接種し栽培する「原木栽培」と、おが屑等で作った菌床で栽培する「菌床栽培」があります。
原木栽培の椎茸には遊離アミノ酸が多く含まれ、そのうちでもグルタミン酸、アスパラギン酸、アルギニン、アラニン等が多く含まれています。
味や歯ごたえなどについては、やはり原木栽培のものの方が優っています。
最近では、原木栽培と菌床栽培の中間の「椴床栽培」というものもあります。

椎茸の栄養
ビタミン類として一般植物質食品に少ないビタミンB2とプロビタミンD(エルゴステリンともいい、紫外線照射によってビタミンD2になる)が多いことが特色です。 また、椎茸の煎汁には血液中のコレステリンの蓄積を防ぐ成分があり、また制癌性物質やインフルエンザ・ウィルスを不活性にさせる成分も含まれているといわれています。
乾燥させることで椎茸独特の香りが出るとともに、上記のような栄養分が凝縮され、優れた栄養食品となるのです。


我が社では産地で厳選して買い付けた椎茸を、グループ企業である「福州浜一食品有限公司」(100%出資)にて加工・選別し、優れた品質で輸入しております。